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SIerから自社開発エンジニアへ転職する方法【3年SIer経験者の実体験】

SIerから自社開発エンジニアへ転職する方法【3年SIer経験者の実体験】 転職

「SIerにいるけど、このままでいいのだろうか」 「もっと自分たちでサービスをよくしていきたい」

こんな思いを抱えていませんか?

SIerには安定した雇用や大規模プロジェクトの経験を積めるメリットがあります。 一方で、年功序列の評価制度やレガシーな技術スタックに物足りなさを感じるエンジニアも少なくありません。

この記事では、SIerに3年勤めたのち自社開発企業へ転職した私の実体験をもとに、転職を成功させるための具体的な方法を解説します。

準備から転職活動、転職後のリアルな年収変化まで、第三者目線のまとめ記事では書けないリアルをお伝えします。

この記事を読めば、以下のことがわかります。

  • SIerと自社開発の本質的な違い
  • 転職が難しい理由と、それを乗り越える具体的な準備方法
  • 転職後に待っている年収・働き方のリアル

SIerと自社開発の違いを正しく理解する

転職活動を始める前に、SIerと自社開発の違いを正確に理解しておく必要があります。 違いを知らないまま転職すると、入社後に「思っていたのと違う」という後悔につながりかねません。

ビジネスモデルの根本的な違い

SIerと自社開発の違いを正しく理解する

SIerと自社開発では、ビジネスモデルが根本から異なります。

SIerは「クライアントのシステムを開発・納品することで報酬を得る」モデルです。 一方、自社開発企業は「自社のプロダクトがユーザーに価値を提供することで収益を生む」モデルになります。

SIerでは、システムを納品した時点でそのプロジェクトへの関与は終わることが多いです。 一方、自社開発では、ローンチ後もユーザーの反応を見ながら継続的に機能改善を重ねていきます。

私がSIerを離れようと思ったきっかけのひとつも、まさにここにあります。 「納品して終わり」の繰り返しの中で、「自分たちでサービスをよくする」という実感が持てなかったのです。

この違いが、仕事へのやりがい・スピード感・求められる姿勢のすべてに直結しています。

技術スタックと開発手法の違い

SIerと自社開発では、使う技術と開発手法も大きく異なります。

SIerでは、Java、ウォーターフォール開発が主流になります。 安定稼働を求められる基幹システムが多いため、枯れた技術と厳密なプロセスが好まれます。

一方、自社開発ではRuby・Go・TypeScriptなどの比較的新しい言語が主流です。 開発手法もスクラムやカンバンを使ったアジャイルが一般的になっています。

SIerから自社開発に転職する際、多くの人が直面するのはこのスタックの違いです。 ただし、スタックの差は自己学習とポートフォリオ制作で埋めることができます。 詳しくは後述の「準備ステップ」で解説します。

働き方・カルチャーの違い

自社開発企業では、主体性と自走力が強く求められます。

SIerではクライアントの要件に沿って着実に開発を進めるスタイルが多いです。 自社開発では、自分でサービスの課題を見つけ、解決策を提案・実行することが当たり前に求められます。

また、自社開発企業はエンジニアの採用競争が激しく、リモート・フレックスなど柔軟な働き方を提供している企業も多いです。 「働き方の自由度」も転職先を選ぶ際の重要な評価軸になります。

SIerから自社開発への転職が難しい理由

SIerから自社開発への転職の壁

SIerから自社開発への転職が難しいと言われる理由は、主に3つあります。 これを事前に理解しておくことで、的外れな準備を避けられます。

Web系技術スタックのギャップ

SIer経験者の多くは、Web系言語の実務経験が薄い点を壁と感じます。

SIerではJavaや業務系言語が中心のため、RubyやGo・TypeScriptなどの言語に触れる機会が少ない場合もあるでしょう。 自社開発企業の面接では、これらの言語を使った実装経験を問われることが多く、実務経験がない場合は評価が難しくなります。

ただし、この壁はポートフォリオ制作で補うことができます。 実務経験がない言語でも、自作のプロダクトを作りGitHubで公開していれば、面接で具体的に話せるようになります。

アジャイル開発経験の欠如

ウォーターフォール中心1のSIer出身者にとって、アジャイル開発への適応が課題になりやすいです。

自社開発企業ではスクラムが当たり前に採用されています。 スプリント・デイリースクラム・バックログ管理・レトロスペクティブといった概念に実務で触れていない場合、面接でアピールしにくい状況になります。

対策としては、個人プロジェクトをスプリント単位で進めるなど、アジャイル的な進め方を意図的に体験しておくとよいでしょう。

カルチャーフィットの壁

スキルと同じくらい、あるいはそれ以上に「カルチャーが合うか」が問われます。

自社開発企業は即戦力を求める傾向が強く、面接でも文化への適合度を厳しく評価するケースが多いです。 「なぜSIerから自社開発に転職したいのか」への答えが浅いと、面接の早い段階で評価が下がります。

この問いに対して、自分のキャリアの軸と結びつけた明確な答えを持っておくことが重要です。

転職成功のための準備ステップ

転職成功のための準備3ステップ

転職の準備として、以下の3ステップを順番に進めることをおすすめします。

STEP1: SIer時代のスキルを棚卸しする

SIer経験を「無意味なもの」と考える必要はありません。むしろ実務での経験は一番重要です。

チーム開発の経験・要件定義・設計書の読み書き・障害対応などは、自社開発でも十分に評価されるスキルです。 資格(基本情報・応用情報・AWS-SAAなど)も、技術の幅広さと学習意欲のエビデンスとして有効に機能します。

私はSIer時代にFE・AP・DBスペシャリスト・AWS-SAAなど複数の資格を取得していました。 面接では「資格の数」ではなく「体系的に技術を学んできた姿勢」として評価されたと感じています。

SIer時代のスキルを「捨てるもの」ではなく「見せ方を変えるもの」として整理するのがポイントです。

STEP2: ポートフォリオを作って実力を証明する(任意)

ある程度の実務経験や実績を面接で詳細に語れる場合、ポートフォリオの作成は必ずしも必要ありません。これまでの業務経験が一番の証明になるからです。 しかし、Web系の言語やフレームワークの実務経験が浅い場合は、ポートフォリオが強力な武器になります。

ポートフォリオは「やる気の証明」ではなく「実力の証明」です。

実務経験がない言語やフレームワークでも、自作のプロダクトを作りGitHubで公開することで、面接で具体的に話せるようになります。 タスク管理アプリ・ブログシステム・API連携アプリなど、シンプルでも動くものを作ることが重要です。

コードの品質も見られるため、変数名・コメント・ディレクトリ構成など、他人に読まれることを意識して書くようにしましょう。

READMEには使用技術・動作確認方法・こだわった点を明記しておくと、面接官が読んで理解しやすくなります。

STEP3: 転職エージェントを活用してキャリア相談を早めに始める

転職エージェントとのキャリア相談は、転職活動を始める前から着手するべきです。

自己分析だけでは気づけない強みや市場価値を、エージェントが客観的に教えてくれます。 また、求人票には載っていない企業の社風や選考傾向の情報も得られます。

私は転職ドラフト・ビズリーチなど複数のサービスを活用しました。 振り返ると、「エージェントへの相談をもっと早く始めればよかった」というのが最大の後悔です。

複数のエージェントを並走させることで、求人の幅と比較の軸が広がります。 1社だけに頼るのは避けたほうがよいでしょう。

転職活動の実録:4ヶ月・10社応募で自社開発の内定を掴むまで

ここからは、私自身がSIerから自社開発へ転職した際の体験を時系列でお伝えします。

転職を決意したきっかけ

転職を決意したのは、部署異動がきっかけでした。

前職は安定感があり、人間関係にも恵まれていました。 開発経験も積めていましたが、納品して終わりのプロジェクトサイクルの中で、「自分たちでサービスをよくする」という実感が持ちにくかったです。

加えて、年功序列の文化の中で年収の上がり幅に限界を感じていました。 実力がある程度あっても、勤続年数に引っ張られてしまう昇給構造への不満が積み重なっていきました。

部署異動を機に将来のキャリアを真剣に考え、「自分の実力で評価される環境」「サービスに継続的に関与できる環境」を求めて転職を決意しました。

1月〜5月、4ヶ月で内定を掴むまで

転職活動は1月にスタートし、5月に内定を獲得しました。 10社ほど応募し、最終的に2社から内定を得ました。

転職活動と並行して意識していたのは、現職での仕事を手抜きしないことです。 「転職活動中だから」と手を抜かず、転職前最後の評価では最高評価を受けることができました。

この姿勢は面接でも話せるエピソードになり、「現職でもしっかり成果を出してきた人」という印象につながったと感じています。

学習面では、SIer在籍中からUdemyなどを活用して業務外でも学習を続けていました。 転職活動の準備として、これまでの経験を内省して経歴を整理したことも役立ちました。

面接で聞かれたこと・苦労した点

面接では「実務でどんな経験をしたか」の深掘りが最も多かったです。

SIerでの経験をそのまま話しても伝わりにくいため、「自社開発でも通用するスキルとして翻訳して説明する」準備が必要でした。 チーム開発の経験・設計への関与の実績など、具体的なエピソードをSTAR形式(状況・課題・行動・結果)で整理しておくことが鍵になります。

苦労した点として挙げるなら、面接の場数が少なかった点です。 「面接練習をもっと早く始めておけばよかった」というのが、今も残る後悔のひとつです。 エージェントのキャリアアドバイザーに模擬面接を依頼するなど、事前練習の機会を積極的に作ることをおすすめします。

SIer経験を活かした転職後のリアル

SIer経験を活かした転職後のリアル

転職後のリアルについても正直にお伝えします。

転職後の年収変化

転職直後の年収は、前職より約50万円上がりました。 正直なところ、当初の期待より小さいアップ幅でした。

しかし、入社後に成果を出し続けた結果、転職からおよそ2年間で計150万円以上の年収増につながっています。

自社開発企業では成果やスキルに連動した昇給が設計されていることが多く、入社後の伸び代が大きいです。 転職時点の提示年収だけでなく、「入社後どれだけ上がる可能性があるか」という視点で会社を見ることが重要だと実感しています。

なお、これはあくまで私個人の事例です。実際の年収変化はスキル・経験・企業規模によって大きく異なります。

フルリモート・フルフレックスという働き方

転職後は、フルリモート・フルフレックスの環境で働いています。

前職でも比較的柔軟な働き方はできていましたが、自社開発の環境はさらに自由度が高いです。2 場所や時間に縛られない働き方は、生産性と精神的な満足度の両方を高めてくれます。

エンジニア採用が激化している現代において、柔軟な働き方を提供できない企業はいい人材を採りにくくなっています。 自社開発企業への転職を検討している方は、待遇の一環として「働き方の柔軟性」も確認することをおすすめします。

なお、自社開発企業では成果に対する責任が明確になります。SIerと比べてプレッシャーを感じる方もいるため、自分のキャリア志向と照らし合わせて選びましょう。

まとめ

この記事では、SIerから自社開発エンジニアへ転職する方法を、実体験をもとに解説しました。

要点のまとめ
  • SIerと自社開発の違いは「ビジネスモデル・技術スタック・カルチャー」の3軸で理解する
  • 転職が難しい理由は「Web系スキル不足」「アジャイル経験の欠如」「カルチャーフィット」の3つ
  • 準備は「スキル棚卸し → ポートフォリオ → エージェント活用」の順番で進める
  • 転職直後の年収より「入社後の伸び代」で会社を評価する
  • エージェントへの相談と面接練習は、早ければ早いほどよい

SIerでの経験は決して無駄にはなりません。 チーム開発の経験・設計スキル・資格などは、整理と言語化を通じて自社開発でも十分に評価されます。

大事なのは、現職でも手を抜かずに実績を積みながら、着実に準備を進めることです。

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  1. 一般的な傾向の話で、実態は企業や案件によります。実際筆者は、前職(SIer時代)では3つプロジェクトを経験しましたが、2つはアジャイルで開発しました。 ↩︎
  2. 企業によります。自社開発企業=リモート・フレックスとは限りません。自分の生活や状況にフィットする企業を探しましょう。 ↩︎
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