AWS認定クラウドプラクティショナーに効率的に合格する勉強方法

AWS CLF おすすめ勉強方法 資格

AWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner, CLF-C02)は、AWSの基礎知識を証明するエントリーレベルの資格です。本記事では、AWS認定クラウドプラクティショナーの試験に合格するための学習方法を詳しく解説します。

実際に私はこの学習方法で試験に合格したため、効果はあると考えています。

この記事を読むとこんなことがわかります
  • AWS認定クラウドプラクティショナーの概要
  • 試験に合格するための学習方法

AWS認定クラウドプラクティショナーとは?

AWS認定クラウドプラクティショナーは、AWSの基本的な概念やサービスについての知識を問う資格試験です。IT業界の初心者やAWSを初めて学ぶ人にとって最適な資格であり、AWSの基礎を体系的に理解できます。

試験の概要

  • 試験形式:選択問題(多肢選択・複数選択)
  • 試験時間:90分
  • 問題数:65問
  • 合格基準:スコア1000点中700点以上
  • 受験料:100USD(約15,000円1
  • 試験言語:日本語、英語、その他複数言語対応
  • 有効期限:取得日から3年間
エンジニア
エンジニア

認定の有効期限は3年だけど、上位の認定試験に合格すれば有効期限が更新されるよ!

出題範囲

AWSクラウドプラクティショナー試験では、以下の4つの分野から出題されます。2

分野出題割合
クラウドの概念24%
セキュリティとコンプライアンス30%
AWSのテクノロジー34%
請求と料金12%

試験の申し込み方法

試験の申し込みをするには AWS training and certificationというサイトからAWS認定アカウントを作成して申し込みをする必要があります。

エンジニア
エンジニア

AWSのアカウントとは別のアカウントなので、AWSのアカウントを持っていても登録する必要があるよ!

試験は2種類の方法で受験可能です。

  1. テストセンター受験(会場に行って受験)
  2. オンライン試験(監督付き)(自宅で受験可能)

テストセンターでの受験が一般的ですが、自宅から受験したい場合はオンラインでの受験も選択することができます。

お好きな方を選びましょう!

筆者の意見としては、オンライン試験の場合はネットワークの不調などで試験が思うように進められない不安があるのでテストセンターで受験するのが無難でおすすめです。

学習計画の立て方

AWSクラウドプラクティショナー試験に合格するためには、計画的な学習が重要です。目安として、約1か月の学習をおすすめします。

QiitaやXなどで”1週間で合格した”というような投稿を見たことがあるかもしれませんが、あまり鵜呑みにせず自分のペースで学習を進めることが重要です。

学習スケジュールの例

これは学習スケジュールの例です。
どのようなスケジュールで学習を進めれば良いか全くわからない場合は参考になると思います。

期間学習内容
1週目Udemyの講座を受講する/書籍で学習する
2週目Udemyの講座を受講する/書籍で学習する
3週目Udemyの模擬試験をひたすら解く
4週目Udemyの模擬試験をひたすら解く

AWSクラウドプラクティショナーの勉強方法

AWSの学習には、公式ドキュメント、オンライン学習プラットフォーム、ハンズオン実践など様々な学習方法がありますが、認定試験の合格を目的とするなら次の組み合わせで学習を進めることで効果的に試験勉強することができます。

  • Udemyの講座
  • 専用の書籍
  • Udemyの模擬試験

Udemyの講座を受講する

Udemyの講座を受講することでAWS CLFの試験範囲であるサービスを中心にAWSの全体像を理解することができます。

ハンズオン形式でAWSの主要なサービスの解説をしてくれる講座もあるため、実際の使用方法をイメージしながら知識をインプットすることができます。

エンジニア
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実際に自分のAWSアカウントでAWSコンソールを操作しながら学習するとさらに理解が深まるよ

AWSにはアカウント開設してから半年間いくつかのサービスを無料で使えることができる無料利用枠があるから活用しよう!

UdemyにはAWS CLF対策の講座はいくつもありますが、筆者自身はこの講座を受講しました。

【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題300問付き)
IT基礎知識を有するもののAWSは初学者という方向けの講座です!AWSの基本知識とハンズオンによる経験値を獲得して、豊富...

10時間を超えるボリュームのある講座なので試験日程が決まっていて余裕がない場合やサービスの理解より資格の取得を重視したい場合はハンズオンは実施せずに2倍速で聞き流すだけでもOKです。

また、講座には日本語の模擬試験が2回分ついているので後で紹介する模擬試験集に取り掛かる前の肩慣らしとして、また、そもそもどのような問題が問われるのかを確認することができます。

Udemyは定期的にセールを行なっているのでセールの時を狙って講座を購入しましょう

書籍を使って学習する

書籍を使った学習の方が自分のスタイルに合うという方は書籍での学習でもOKです。

実際私は先ほど紹介したUdemyの講座以外に次の書籍も合わせて購入して学習を進めました。

こちらの本は、章ごとにAWSサービスの解説と練習問題で構成されていてインプットとアウトプットを効果的に回すことができ試験内容の理解をしっかり深めることができます。

また図解が豊富なので初学者の方でもスラスラ読めることができる内容となっているのもGoodポイントですね。

模擬試験をひたすら解く

Udemyの講座や書籍を使って一通りインプットができたらあとは試験に向けてひたすらアウトプットをしていきましょう。

アウトプット方法としては模擬試験を解くことが一番効率的で効果的です。

Udemyでは動画講座のほかに模擬試験集なども購入することができるのでこちらを活用するのが良いでしょう。

【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
2024年の問題傾向が反映されたCLF-C02版に対応した模擬試験です。本番試験レベルと同じレベルの出題頻度の高い問題を...

6回分の模擬試験を解くことができるので十分な問題量です。

この模擬試験を平均で80%以上得点できるようになるまで解き続けましょう。
おそらく2週もすれば取れるようになっていると思います。

その他

筆者はこれまで紹介した方法を組み合わせて試験に合格しましたが、その他にも有用な学習ソースがあるので紹介します。

AWS公式リソースを活用する

AWSが提供する学習リソースがあるのでそれを活用するのも良いでしょう。

メリットとしては公式が出しているソースなので正確でリアルタイムな情報を得ることができます。

WEB問題集の活用

AWS CLF対策の問題を解くことができるWebサイトもあるのでそれらを活用するのも効果的です。

試験当日の注意点

最後に試験当日の注意点についても少しお話をします。

しっかり学習を進めて準備をしたのに試験当日にバタバタして実力を発揮できないなんてことにはなりたくないですよね。

オンライン試験の注意点

オンライン試験では以下の点に注意すると良いでしょう。

  • 静かな環境で受験する
  • カメラ、マイク、身分証明書を準備する
  • 他の人が部屋に入らないようにする
  • ネットワークに問題がないか確認する

テストセンター受験の注意点

テストセンターで受験する場合は身分証明書を提出する必要があるので忘れないようにしましょう

また、オンラインで受験する場合もテストセンターで試験を受ける場合も実力が発揮できるように前日はしっかり睡眠をとって試験に挑みましょう!

まとめ

AWS認定クラウドプラクティショナー試験は、AWSの基礎を学ぶために最適な資格です。この記事で紹介した学習方法を参考に自分のペースで学習を進めて試験に合格しましょう。

この記事のまとめ
  • AWS認定クラウドプラクティショナーの概要を理解する
  • 学習計画を立てる
  • Udemyや書籍を使って学習する
  • 試験当日の注意点を知る

この資格を取得することで、AWSの基本知識が身につくだけでなく、今後のクラウドキャリアの第一歩として活用できます。また、さらに学習を深めていき、より上位の認定試験を受けるのも良いと思います!

  1. 2025年2月時点の料金です。為替レートの影響で料金が変動する可能性があります。
    正確な試験の料金はAWS公式サイトから確認できます。 ↩︎
  2. AWSの試験ガイドはこちらで確認できます。 ↩︎

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